日付 場所 天気 波高 釣果
2005.8.3 富浦原岡キャンプ場 すね キス8舌平目1

3週連続3度目のボート釣行は連休を取り富浦原岡海岸キャンプ場で行った。富浦の海は穏やかでレンタルボート屋が数件あるくらいだからマイボート釣り初心者にも向いている釣り場でしかも浜辺にキャンプ場がある。心配は浜辺が混雑してボートを出すのが難しくないかということだったがそれほど人が多くないので心配も杞憂に終わった。隣の多々良北浜キャンプ場は割と人が多かったのでそちらのほうが人気があるのかもしれない。
いつもは早朝や深夜に出発するところだが今回は現地に宿泊できるのでいつもよりやや遅く8時頃出発し昼ごろ現地に到着した。今回高速は木更津南I.Cまで利用したが、富津中央〜富浦まで館山道を利用すればかなり時間は短縮できるはずだ。
キャンプ場に到着し宿泊の申し込みをしようと受付を探したが見当たらなかった。キャンプをしている人に尋ねると管理人さんが早朝料金を取りに来るということだった。とくに申し込みの必要はないようなので早速テントを設営した。持参したテントは10年近く前に石垣島の米原キャンプ場で使用して以来使っていないものだったので不安だったが特に問題なかった。準備を終えると早速ボートを海へ出した。
魚探のない自分のボートの場合、釣り場探しはレンタルボート等の他の釣り師を目安にすることである。邪魔にならない程度に近くに寄りボートを流す。今回は新兵器シーアンカーを装備していたので早速使用してみる。もともと潮の流れはあまり無いようだったので大きな効果が得られたわけではなかったが、その効果には期待できるものがあった。数時間海上を移動しながら頑張ったが釣果はあがらなかった。釣った魚を天ぷらにして食べるという大きな目標があったのでとにかくその分だけはと浜に近い浅瀬で粘った結果良型のキスを含めてなんとか2人分の数をそろえて6時頃海から上がった。この時間まで釣りができるのもボートを片付ける必要がないからである。
今回の釣果は夕食の食材としてはさびしかったのでコンビニに食料とアルコール等を買出しに行った。そこで見つけた「虫除けキャンドル」350円はその後大いに役立った。いよいよ自分としては今回最大のイベントとしていた「釣った魚を浜で天ぷら」の時が来た。テーブルに置かれたカセットコンロは卓上コンロ界最大火力を誇る「イワタニカセットフーBO-」である。まず油に投入されたのは昼に地元のスーパーで購入した「ししとう」(地元農家栽培で1パック10円!)である。これがウマイ。そしてよく冷えたビールがウマイ。盛り上がってきたところで本命キスの登場である。さばいたあとキッチンペーパーでよく水気をとりクーラーの中で冷やしておいた。それを衣を着けて油に投入する。カリッとうまく揚がったやつを食う。至福のときである。星空の下海の音を聞きながら目の前の海で釣り上げた魚を食う。とにかく最高の時間だ。
あとはテントの中で疲れを癒したら朝をまた海辺で迎えることができる。

日付 場所 天気 波高 釣果
2005.8.4 富浦原岡キャンプ場 曇・晴 すね キス1・メゴチ1・ホウボウ4(リリース)

朝6時頃に起床。夜明けとともに起きるつもりだったがやや遅くなった。前日コンビニで買ったソースとんかつを朝食にした。海を目の前にしての朝食はやはり気持ちいい。ボートは組み立てられたまま置いてあるので今日はいつでも出撃できる状態である。早速出撃。今日は前日よりも沖にいるレンタルボートの集団近くにマイボートを寄せた。なかなかあたりの無いなかで青い妖艶な模様の大きな胸ビレをもった赤い魚を釣り上げた。身がしまってうまそうな気もするが得たいの知れないこの魚はリリースすることにした。その後も何度か釣り上げたこの魚、家に帰って図鑑で調べると「ホウボウ」という魚だった。高級料亭でも出されるうまい魚ということだ。無知とは恐ろしい。連れが気分が悪いということで9時前に海を上がった。
10時から隣の多々良海岸で「アジすくい」のイベントがあるということなので参加することにした。地元の参加者の人たちはタモを持参してかなり気合が入っている。我々がもっている武器はザルとカニ網である。花火の合図とともに群集がアジや鯛が放流された海になだれ込む。すでに大物鯛を2匹も取った人もいる。所詮ザルでは何もできなかった。追い詰められ岸に打ち上げられたアジを何とか2匹確保しお祭り状態の海を後にした。やはり魚は自分で釣るもんだ。
ゆっくり片づけをし最後に折りたたんだボートを車の上に乗せた。今回はボートの水洗いもできた。行きには店休のため食えずに悔しい思いをしたラーメンを食べに「梅のや」に寄った。
マイボートの釣りとキャンプの組み合わせはかなり面白い。しかしこういったことのできる場所はそうないだろうと思われる。今後はこういった場所の探索を心がけたい。

今回は1リットル分のガソリンを容器に入れて携帯したのでタンクの残量を気にせずエンジンに思う存分働いてもらったが、1リットルのタンクの燃料がなくなることはなかった。予備のタンクは必ず準備すべきだがタンクの燃料で1日十分遊ぶことができると感じた。
海辺のキャンプで日陰をつくることは快適に過ごすための重要な要素でそのためにタープをまず準備したい。
○早急に購入したいもの/タープ・帽子

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